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執筆者の写真Draw a New Sound

250TR プラグ部・フィルターメンテナンス

野県のギター工場ツーリング途中はビーナスライン等のコースで山登りがありトルクが足りなくなるので低速ギアで回転を上げながら乗る事が多かった事が原因なのか、勾配がキツイ登り坂等はアクセルも低速ギアの全開スロットルになりますのでこれらのアクセル操作が原因なのか、山なので気温も低く気圧の関係でガソリンの気化が悪くなってる環境でエンジンを回す事が何かしらトラブルを与えているのか途中から十分にエンジンは熱いはずなのにチョーク引き無しセル1発でエンジンが掛からなくなってしまい焦りました。問題無く帰ってこれましたが気になったので250TRのメンテナンスです。

考える点としてキャブレーターかプラグでしょうか。サービスマニュアルのトラブルシューティングを読みつつ、まずは簡単にできそうなプラグ部のチェックをしてみました。

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真っ黒ですね…。そしてやや濡れているという事は少しカブり気味の様です。購入した所でも細かい調整までは手を付けていないでしょうから、この辺りの調整もいずれ必要になると思ってましたが早くもこの機会が来ましたね。

カブり気味な状態とはいえ、この状態で火花が飛ぶか確認してみると特に問題は無さそうです。折角外した事もあり清掃位はしておきましょう。現状エンジンが掛からない訳では無く乗り出しに問題は無いのですがしっかりやろうとするとやはりキャブレーターのオーバーホールやエアスクリュー調整でしょうかね。

📷プラグは5~600円と安いので交換した方が良いです。Amazonで注文すると4~5日掛かる事が分かったので予備として注文し、その間は待てませんので元のプラグを清掃し調整用として使用。かなり汚れが取れていきます。一度綺麗にし、エンジンを掛けてどの様にプラグが変化するのか実験用に使います。📷

洗浄して思いましたがカーボン汚れとは結構しつこく、エンジンコンディショナー等の洗浄液を入れた程度では完全に落ちきる事は不可能でしょう。バラしてブラシ等で手作業にて取り除く事が一番良いと思います。プラグは新品に交換した方が早いですが結構綺麗になりました。単気筒バイクはパーツが少ないのでメンテが楽なんですね。この状態からエンジンを始動させてどう変化するのかで現状の状態が分かる事でしょう。

洗浄後の火花チェック。明らかに洗浄前の火花の飛び方が違いますね(笑)火の出方が元気で一定で出てくれます。これを見て先程の動画を見てみると、真っ黒状態で火花は一定に飛んでますが火花の線が細く感じますね。

📷

続いてエアフィルター。空けたのは2回目なのですが、以前は黒ずみがある様な状態ではなかったので明らかに前回見た時より汚れてますね。交換した方が良いのか、こちらも洗浄してみました。

📷 乾かし中ですが黒ずみも取れ、エアーシューターの風が裏側からよく通過するのが感じます。エアフィルターが詰まるとキャブの燃料が濃くなる傾向の様なので、こうした手入れは結構大事の様ですね。📷エンジン始動。洗浄前よりは掛かりが良くなりましたね。セル1発始動に戻りましたが洗浄したばかりで一時的な可能性もあるので、これからプラグの状態がどうなるのかによってはキャブの調整とオーバーホールにチャレンジしてみるかですね。掃除は誰でもできる最大のメンテナンス。まずは基本から行える事をしていって、掃除してもダメになったら大きな事にチャレンジです。

車検が無いからと250cc以下のバイクを購入する方も多いと思いますが、中古で購入される場合は車検が無い分メンテをろくにしていないで乗り続けられ消耗が大きい状態のバイクに当たる可能性もあります。車検が無いという事は車検時の書類に走行距離を示す値も記録されないので何十万キロも走ってボロボロに消耗したバイクも程好い走行距離の中古メーターを買って交換してしまえば簡単に走行距離を偽れますから結構当てになりません。

この辺りは親切なのか購入したお店の方で教えてもらい「だから当店の250cc以下のバイクは走行距離不明車として出しているので価格がお安いんですよ。」と言われました。走行距離を偽る為にメーター巻き等のやり方もある様ですがそれらに対策とした法律ができたのはここ数年の様で、法規制前の古い年式や車検前の新車になると結局の所は車検がある車種も走行距離で状態の判断は当てにならないという判断で宜しいのでしょうか。壊れたら直す位の気持ちで自分でメンテナンスして乗っていくのがバイクの本来ある姿なのでしょうね。

読んで頂きありがとうございました♪

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